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  • 執筆者の写真OYA-NARI

【開催報告】第1回育休後カフェ®in成増〜最優先事項は、自分がご機嫌でいること〜



2018年2月17日(土)10:00-12:00、レンタルスペース ランファンにて、成増では記念すべき第1回となります(←)「育休後カフェ®」を開催しました!


当日は平昌オリンピック真っ只中、フィギュアスケート男子シングルフリーの中継とガッツリ被るのをものともせず(午後から羽生くん)4名のご参加をいただきました。


私は仕事でちょくちょくイベントをやるので、いつも通りやれば大丈夫、と軽くたかをくくっておりましたが、蓋を開けてみれば受付で手抜かりがあったり、対話ワークで使おうと思っていたブツを見事に忘れたりと、一定の緊張があったようです(いや、ウッカリはいつものことか)。本当に失礼いたしました。初心忘れるべからず。


初回である今回は

  • アイスブレイク(共通項探し!)+自己紹介

  • ミニインプット「時間の使い方」

  • ディスカッションタイム

という構成で、4名+私、の5名でこじんまり、たっぷり2時間、さまざまなお話をしました。グループディスカッションでは、これくらいの人数規模が丁度いいですね。


最初はお互いなんとなくドキドキしていましたが、だんだん打ち解けて、ご自身と改めて向き合うことができたようで何よりです。中には、2012年に最初の「育休後カフェ®」に参加したよ、という方も!いい笑顔もたくさん飛び出し、アフターランチも結局全員にご参加いただきました。(そして羽生くんに間に合うように解散しましたw)

とてもホッコリする2時間をありがとうございました。



洗濯物が増えても怖くない!「たたまない洗濯」のススメ


第一子の育休が間もなく明けるKさんが抱えていた不安のひとつが

「仕事から帰ってきてから毎日洗濯、って大変じゃないの?みんなどうしてるの?」。


誰の家にも性能の良い、毎日使っても服が縮まない、手頃な値段で買える、おまけに服をたたんでくれる素晴らしい乾燥機が完備されればいいけれど、そんなわけにはいかない。


あのね、うち最近、畳まない洗濯、始めたんです」と話してくださったAさんは3人のお子さんのママ。もちろん毎日大量の洗濯物が出ます。室内用ハンガーを買ってきて、洗濯物を干したあと、たたまずにひっかけておく。小さい子用には背の低いハンガーに。家族はめいめい、そこから服を自分で取って着る。自分の服がどこにあるのか一目瞭然で、こどもたち自身、服を自分で選ぶ楽しみを知ったそう。

「たたむ」行為って確かに、すぐ着ることを考えればあまり生産的じゃないのかも。各家庭ごとの価値観を大切にしつつ、楽しさ要素も盛り込んだステキな知恵、参加者みんな力強くメモしていたのは言うまでもありません。


育休後も繋がりあえるママ友をつくりたいなら、児童館には期待しない

Kさんからは「育休中にできた人間関係、復職後もどうやって維持したらいいのか」というお悩みもいただきました。それに対して参加者のおひとり、Tさんは2人目育休中。「そもそも、育休中にママ友を作ろうと思わなかった。児童館には行ったけど、あくまで子のため」という考え方でした。どちらも重要な観点で、築く関係性の強さによるものと考えます。


当たり前ですが、児童館にはさまざまな事情の保護者が集まります。皆が育休中とは限りません。板橋区内では地域によって共働き比率がさまざまなようですが、例えば成増では私は「両親が近くにいて、子が3歳になるまでは家でみるつもり。仕事は妊娠中に辞めちゃったので、たまにパートする程度。ネットはあんまりしませんね、LINEぐらい」というかんじの若いママとたくさん出会いました。


それは、その方の価値観による選択ですから他人がとやかくいうことではありませんが、私は残念ながら「この後お茶でも飲みに行きませんか」にはなりませんでした。今これから始まろうとしている仕事と家庭との両立生活に、自分と同じ不安を抱えている方を探したい、という方にとっては、児童館という場所はおそらく、ちょっと難易度が高いのでは。


私が成増でこの活動をはじめたのも、私も似たような悶々を抱えて、私が成増で欲しかったコミュニティが無かったから、自分で作ってしまおうと思ったから。


一方で「育休後カフェ®」をはじめ、マドレボニータ育休プチMBA勉強会ママボランなど、働きたいと願う育休後の皆さんにとってのキャリア支援活動は昨今、量・質ともに増えています。それだけ、ニーズがあるということでしょう。


そういった活動には、それらを通じたコミュニティ参画の機会も勿論あります。

人と人との出会いですから、もちろん運や例外はあれど、そういったコミュニティでの縁は復職後も、そうやすやすと切れないはずです。私自身もそうして得られた縁で何度も、励まし励ましあい、あるいは刺激になりました。


最優先事項は「自分がご機嫌でいること」

インプットタイムでは動画を観て、タイムマネジメントについて考えました。時間には限りがあり、やることはたくさんあるけれど、どれを自分が一番大切にするべきか。その選択の結果が時間の使い方に直結します。


家族のために食事をつくる時間がない!つくるのも苦手で・・・夜の寝かしつけも時間がかかって結局、こどもを寝かせるのがいつも遅くなっちゃう」と申し訳なさそうに話していたYさんは、普段在宅で仕事をしています。私も時々、子の病気などを理由に在宅勤務をしますが、私は場所と意識がつながっているタイプの人間で、しかも子が仕事の邪魔してきたりするので、家だとなかなか仕事に集中できないタイプ。ですので普段から在宅勤務、という、まずその1点だけで、私にとってYさんは尊敬に値します(苦笑)。


その上で、手作り信仰な。ホントそれな。もうやめようよ、と心から思う!!!思っているんだけど、自分のなかの母親像とか、夫からのプレッシャーとか、巷がもてはやす「手作り料理も仕事も家事もなんでもできるキラキラママイメージ」とか、そんな呪いが邪魔をするんだよね。


料理を手作りするっていう行為は、メニューを考えて・食材を買い出しして・手数かけて作って・食べさせて・洗い物して・・・といったプロセスに分解できるわけですけど、これ全部、毎日毎日やってて楽しいですか?


「楽しい」という人は、勿論どうぞどうぞ。けれど、楽しくないという人、そのストレスで家族や自分を責めちゃうようなことになるくらいなら、外食や中食を堂々と頼ればいいし、そのことで心をすり減らす必要など無い。「その分、私がごきげんでいられて、こどもや家族もニコニコしているんだから、ウチはこれでOK」と胸を張っていることが一番価値ある時間の使い方ではないでしょうか。


次回のお知らせ


次回は3月17日(土)午後に開催します。お申込みは以下からお待ちしています!

https://fujimakkiy.wixsite.com/ikukyu5

「イベント開催予定」から「参加お申込み」ボタンを押してフォームご記入ください。


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